さて、金曜日は我が青春・ウルトラマンエースを掘り下げて再考していきながら
妄想、仮説をたててサイドストーリーを構築する記事でお送りしております!
今回のテーマはエースは何故北斗と南を憑依先にしたのか です。
人間体への憑依と擬人化
ウルトラ戦士が憑依し地球にとどまるAパターンと
自らが人間体に擬人化するBパターンがあります。
Aパターン
・初代マン→ハヤタ隊員(最終話で分離しBパターンになる)
・帰マン→郷秀樹
・エース→北斗と南
・タロウ→東光太郎
Bパターン
セブン⇔モロボシダン
レオ⇔おおとりゲン
(初代~レオまでとさせていただきます)
怪獣やその他の影響により亡くなるのは、強く正義感にあふれ勇敢なAパターン主人公。
エースは何故、北斗と南の男女を選んだのか
考えられることとすれば、北斗と南両者強く勇敢だからですが下記のこともできたはず。
・北斗のみに憑依し南夕子に人間としての命を与える
・南のみに憑依し北斗星司に人間としての命を与える
どちらかの選択でも良かったわけです。
ではなぜか・・・
エースは南の素性がわかっていた
死んだ北斗と南の前に現れた、ウルトラ5兄弟。
そこで2人に「銀河連邦の一員たるを示すウルトラリングをお前たちに与える・・・」
超能力により2人にリングを与える。
私の仮説では、もうこの時点で南夕子が月星人であることを知っていた。
ウルトラ戦士であれば見抜けてもおかしくはない。
メンタルが強いのがエースの特徴
では何故後々のことが判ってて南夕子も憑依先を選択したのか。
エースというのは普通であれば折れてしまいそうな場面が多々ある。
ブロンズ像にされたり、父が死んだり、兄弟が張り付けにされたり…
地球に隕石が迫ってきている中、超獣、怪獣、宇宙人が現れたり…
異次元や光の速度を超えないと行けないところに侵略者がいたり…
そもそも登場する敵が超獣なのである。。
でもエースはギリギリの状況でも飛び込んでいく。
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メンタルが相当強くなければ放棄したいくらいの連続で
ピンチを超える度、強くなり
むしろメンタルの向上を生きるステータスにしてるのでは?と思う場面が多々ある。
リングを与える前の時点で北斗が若く、未熟であるということにも
気づいていたのではなかろうか?
共闘させること、別れを経験すること、異性という存在
ここに学びを感じたのでは?と妄想すると合点がいく。
成長していく北斗
南夕子は年齢で言うと、1万歳くらいなのかもしれない。
ルナチクスに月を滅ぼされ冥王星に逃れたくだりの際
「私たち月星人は…」と話している。
リアルタイムで経験したにしろ、歴史を伝え聞いたにしろ
地球上の20代とは比べ物にならないくらい経験値が高いことは間違いない。
1話目の北斗隊員はまるで子供の様な無邪気さがあったが
南夕子の存在もあってか言動も表情も締まっていき
そして南と別れた瞬間、完全な男になった。
エースの狙いはここだったのかもしれない。
南の目的、復讐も果たし、北斗も成長させ、地球も守る。
エースも南夕子も改めてすごいよね。
いつか南夕子特集もしますのでお楽しみに!