火曜日はサザンオールスターズ特集!
私が聴きこんだサザン、桑田さんについてひも解く内容です♪
ハスキーボイスの歌唱力
少し前に「本当に歌が上手いボーカリスト」みたいなランキングがあり
桑田さんが1位になっていました。
SNS上ですと「玉置浩二より上なんてありえない!」だとか
疑問視を唱えるユーザーが少しいました。
私の場合その声に「は?」と思ってしまいましたが、テレビなどでモノマネされている
“あの感じ”のイメージが強いんでしょうね、そういう方は。
桑田さんに似ているモノマネタレントはいない
もう、自分の代名詞のように質の悪い真似を公共の電波で
大御所から若手までやりますが、全然似てないんですよねww
私のの感覚ではマネしようのない声質とボーカルアプローチだと思うんです。
というか、主旋律もハモリも超繊細で丁寧な歌入れをしてます。

KUWATA BAND終わりあたりから歌い方を変えた
桑田さんは歌い方というか、声の出し方を何度か変えてます。
最初はKUWATA BAND後のソロになってからで、その頃から
多重ハモリなどが増えてきています。
”今でも君を愛してる” ”女神たちへの情歌” ”忘れられたBIG WAVE”など
それまでは力強さメインでバラードでも擦れていて
それも魅力でもちろん上手いんですが、以降はバラードを聴くと特に丁寧になっている。
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どうしてもハモリなどが多くなると、主旋律と溶け込まないと違和感出ますし
その影響と喉にかかる負担軽減があったと思います。
KUWATA BANDのLIVEなどは死ぬんじゃないかってぐらいパワーボーカルです。
その次の変化がマンピーのG☆SPOTあたりで、ロック曲でも丁寧で
また喉頭がん手術以降はLIVEでもシャウトはなるべく避けたアプローチになり
近年、もう超が付くほど丁寧になってきています。
あまりハスキーでもなくなってきているかもしれません。
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都度都度ソロがターニングになっている
私が思うに、喉の負担は別としてソロをやるたび変化しているように感じています。
ソロ曲はサザンではできないような、身近なテーマや政治的だったり
個人・桑田佳祐の世界の曲になります。
ストリングス部隊がLIVEにいなかったりサザンとは音の厚みなども違うため
ソロを通して桑田さんが“心地いい”と感じる心の振り子が変化するのでは?
と個人的に感じています。
デビュー当時から歌唱力は抜群
デビュー当時の曲は、ハモリなども少なく、また桑田さんも超が付くほどハスキーです。
ハスキーであることはなかなかのハンデのようなもので
バチっとチューニングのあった音を出すには、その人なりのコツがあるんです。
ビビっちゃうギターを騙しだまし使うのもオーナーのコツがあるように。
だから、デビュー当時から桑田さんなりの向き合い方で
しかも狙いどおりの旋律を描いていた。
ハスキーボーカリストは私的には”職人”だと思ってます。
バンドサウンドはもちろん、聴きごたえもデビューアルバムながら抜群な
「熱い胸騒ぎ」今一度聞いていただきたいです。
いつかアルバムレビューもできればと思います!
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